「アクタージュ」が連載終了した理由
2020年8月に原作者の松木達哉氏(PN:マツキタツヤ)が逮捕されたことが直接の理由とされています。
松木達哉氏は女子中学生に対する不適切な行為で逮捕され、SNSを中心にその情報が広がりました。これを受けて、集英社はアクタージュの連載打ち切りを即座に決定しました。
以下はジャンプ編集部公式のコメントを一部抜粋です。
『アクタージュ』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました。編集部としても非常に残念でなりません。
しかしながら、事件の内容と、「週刊少年ジャンプ」の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました。
事件発生当時の週刊少年ジャンプでは人気の高い作品ではありましたが、社会的な影響や倫理的な観点からこのような厳罰が下されました。
連載再開については、現在(2024年6月時点)までに一切情報はありません。
私自身もアクタージュが連載再開する可能性はかなり低いと考えています。
「アクタージュ」が連載再開する可能性が低い理由
・原作担当と作画担当に分かれているため
漫画「アクタージュ」は原作担当の松木達哉氏と、作画担当の宇佐崎しろ先生の2名で作成されている作品です。
つまり連載に関して松木達哉氏1人の問題ではないということです。
もし松木氏がしっかりと罪を償い活動再開の準備をして、社会的に「アクタージュ」の連載再開を求められていたとします。
しかしそのタイミングでの宇佐崎先生のお仕事との兼ね合いや、連載再開するに当たってのメンタル面での準備などの問題が付いてきます。
松木氏1人の作品ではないという点で連載再開は厳しいと思われます。
・島袋光年先生のケースがあるため
似たような事件で、連載漫画家が逮捕されて連載終了したケースがあります。
それが「世紀末リーダー伝たけし」「トリコ」の作者である島袋光年先生のケースです。
2002年に島袋先生が児童売春事件で逮捕され、当時連載中だった「世紀末リーダー伝たけし」の連載が打ち切られました。
その後2004年に島袋先生は活動を再開し、「世紀末リーダー伝たけし」は完結までたどり着きました。
このケースでは打ち切りから連載再開まで約2年です。
「アクタージュ」はすでに事件から4年近く経過しています。(2024年6月現在)
期間的にも連載再開の目処は立っていないように思われます。
まとめ
週刊少年ジャンプの漫画「アクタージュ」が連載再開する可能性が低い理由について説明していきました。
連載再開の声自体は多いと思いますが、正直なところ現状はそう言った話は全く出ていなさそうな気はしますね。。
連載当時かなり話題となっていた作品で、舞台化も決定していただけに諦めようにも諦めきれないファンは多いようです。(自分もその一人)
いつか何らかの形で「アクタージュ」が世に出ることがあると嬉しいですね。
役者志望の女子高生、夜凪 景(よなぎ けい)はプロダクション『スターズ』のオーディションを受けるが、不合格となる。しかしその選考にかかわっていた映画監督「黒山 墨字(くろやま すみじ)」と出会い、黒山の率いる『スタジオ大黒天』に所属し、役者をめざし成長していく姿を描く。
(Wikipedia引用)